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一水空

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気功一水空 主宰 リンヤンのつぶやき

薬膳スープの話

中国の友達が出産後、「スープを飲みたい」とのリクエストを受けたので、我流のものを作ってもって行きました。

中国人は、スープに強いこだわりがあります。
特に出産後、母乳を出すために、色んな工夫凝らしたスープを産婦に飲ませます。

ユタに来て、意外なところで、中国の知恵を改めて勉強になりました。
その一: ユタで私の一番仲良し友達(日本人)、ハズバンドはABC(アメリカ生まれのチャイニーズ)もちろん義理ご両親は中国系の方。友達の出産に当たって、義理両親は手伝いにいらして、毎日いろんなスープを作ってます。
中国だと、出産後や大病、手術のあと、鳥スープはよくします。けれど、ここのご両親は、ベジタリアン。

肉の代わり、何?と思ったら、





こんな一品です:棗、生姜、黒木耳、ピーナッツ、クコの実、竜眼。合わせて煮る。これは産後12日以内に飲むものです。産後の体力回復によい。
産後12日以後になると、体内に残った赤ちゃんの胎血も殆どきれいになったので、別のスープになります。
それは、当帰、北チ、党参、などの漢方薬を加えたものです。当帰と党参は血行をよくする効能があります。

その二: 上で書いた中国人の友達。初めての出産、ご義父(中国だと、男の方がよく料理します)が作ったスープ:ベースは豚足、大豆、生姜。そこに黒木耳、きのこ(ほかは何かを忘れた)。一緒にゴトゴト煮る。殆ど味付けしない、酒を少量入れるだけ。
ご義父の話だと、豚足を食べなくでもよい。大豆は絶対食べてほしい、大豆は乳をつくるから。ほかの野菜も食べてよい。そして、スープを全部飲むことです(かなり大量)!

その三:子供を通して知り合った中国人友達。子供同士で遊ばせて、昼はそこでご馳走になることに。メインは、スープ!彼女は家系的で糖尿持ちです。作ったスープは私が初めて食べた味:とりはベース、そこに糸瓜(へちま)ともやしを加える。味付けは塩だけ。コショウは好みで。
作り方:とり一羽(出来ればオーガニック)をゴトゴト煮る。肉は柔らかくさけるくらいまで。さけた肉を煮込んだ鶏がらスープに戻し、一口大に切った糸瓜ともやしを加えて、塩で味付け。さっぱりしてるけど、鳥のこくがでて、とても美味しい。
「作り方は何処で習った?」と聞いたら、「自己流」だって。糖尿だから、糸瓜ともしやは血糖を下げる効能があるだとか。

中国の人は、普通に生活の中で、薬膳の知恵を生かしてるから、いいですね。

ちなみに、私が作った我流スープは、鳥をベースにして、生薬の黄ギを入れました。黄ギは「補気」の効能があるので、産後の疲れにいいと思って。
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by lin-yang | 2010-08-03 06:37 | 料理