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一水空

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気功一水空 主宰 リンヤンのつぶやき

中秋の名月

 先週日曜日は旧暦の8月15日、中秋の名月の日でした。中国だと月餅を食べる習慣ありますが、日本に居るごろ、殆ど何もせずパスしました。まさかアメリカに来て最初の中秋節に月餅を食べれたと思ってませんでした。
 それは夫の会社の方から誘ったパーティーです。主催者はインドネシア人のマネージャですが、参加者はマレーシア人は一番多くて7、8人、インドネシア人は3、4人、ほかはシンガポール、台湾、日本、中国各一位の割合です。
 子連れは私たち夫婦以外、もう一組あります。ミスターはインドネシア人、ミセスはマレーシア人、夫婦間の会話は英語です。ここでは、中国語と英語はよく使われる言葉で、日本語を通じるのは私たち夫婦二人だけです。
 不思議のようで、不思議でもなかった。マレーシア人の殆どは中国系で、彼らは普段喋っているのは、「国語」といって、北京語です。そして台湾の方も私も、もちろん何の苦労もなく、普通に北京語で会話を飛び交わします。
 
 「中秋節」は華人にとって、一年中大きな行事です。この時、故郷を帰って、家族団欒して、月を見ながら月餅を食べるのは昔からの風習です。故郷に帰れない人にとって、ホームシックになってしまうでしょう。李白の名句:「挙頭望明月、低頭思故郷」はこの心情を表しますね。
 インドネシア人マネジャーは、きっとこの風習をよくご存知です。部下は中国系が多いので、異国で仕事する皆さんを集めて、ホームシックを和らげることでしょう。

 食事はもっぱら鍋。肉、野菜、魚団子、豆腐、春雨、きのこ・・・具は沢山!人数が多いので、三つの鍋にそれぞれ「激辛、中辛、普通」の味付け。立食のスタイル、自分の紙皿と紙コップに名前を書き、好きの量だけとって、部屋中で好きなところで食べます。お替わりはいくらでもあります。とっても気楽で自由。
 全員満腹したところ、二階のべランターに上がって月を見ながら、月餅を食べます。
 山の上の邸宅なので、町全体の夜景を一望できる贅沢な眺めです。天上の月様より地上の「銀河」の方が魅力的に感じました。

 写真を撮れずに残念でした。
by lin-yang | 2008-09-17 05:18

by lin-yang